プレシャスグリーン（2015年生、母ブリリアントロビン）

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2017年）

12月18日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のオッズパーク・レギュラー杯（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒビケカゼンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

3月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳戦のゴエティー×イワテケイバ（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のビッグタルトに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月22日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒナゲシ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ヒナクイックワンに交わされて5馬身差の1着勝利をモノにする

11月26日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、モズリュウオウに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、スズカローレルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

3月25日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、春の息吹賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、マリーゴールド賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、田沢湖賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた18戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（11戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のノアナイトをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

7月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

12月9日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、令和元年台風第19号被災者支援（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた22戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、富山サブカルバーさくらの樹 1周年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のティエンランに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（2020年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、菜の花特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた24戦目は、いけもとまさひろ退職記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ハーモニーソードに交わされて5馬身差の2着となった。

4月13日、中1週で迎えた25戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、兼六園観桜賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のトーセンエポナに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月19日、連闘で迎えた26戦目は、倶利伽羅にぎわいフェスタ賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったジャストインタイムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、娯楽のグランゼーラ杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のコウエイサムライを半馬身振り切って7勝目をゲットした。

6月2日、中3週で迎えた28戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、清流特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた29戦目は、楽天競馬でネット投票特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた30戦目は、楽天競馬でネット投票特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦の金沢クイーン賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた32戦目は、恋路海岸特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた33戦目は、秋の七草特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、アイリュミエールに半馬身交わされて2着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた34戦目は、（公社）石川県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた35戦目は、秋の金沢競馬!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた36戦目は、楽天競馬で石川県特産品が当たる特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、アイリュミエールにハナ差交わされて2着に惜敗した。

2020年10月24日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。