ヤマヒサエルシド（1996年生、母ヤマヒサチェリー）

ヤマヒサエルシド（1996年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のビソウエルシド（当時11歳）と交配したヤマヒサチェリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は五嶋牧場。戦績は、地方30戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系4歳以上B3。

経歴

デビュー前

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1998年）

12月28日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゴクオーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1999年）

1月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスヤマトに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月9日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、中5週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノタイムリーに8馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

4歳（2000年）

2月14日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタモンリッツに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリベルチライトに5馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

7月18日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリカイウンをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

8月29日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパレスキッドから4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、アラ系4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラユタカオーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2001年）

1月4日、中3週で迎えた16戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラユタカオーをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

1月30日、中3週で迎えた17戦目は、春日局特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B3（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグショットから6馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、波賀町サイクリングターミナル特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（13戦6勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（14戦6勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（15戦6勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた22戦目は、JA門別町馬舞米特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（16戦6勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた23戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた26戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6歳（2002年）

3月25日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般A3 B1（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノセンプーに2馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた29戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A3（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた30戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A3 B1（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。