レッドフラヴィア（2017年生、母レッドメデューサ）

レッドフラヴィア（2017年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+『金髪の』の意味を持つ人名より。本馬の金色のたてがみより」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したレッドメデューサが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の蓬莱峡特別(2勝クラス牝)。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

11月24日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るバビットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2020年）

1月5日、中5週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラスの福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

3月8日、中8週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

12月12日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの豊川特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（2021年）

1月24日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサイレントスウープに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月2日、中7週で迎えた8戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの蓬莱峡特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエレヴァテッツァを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月20日、中6週で迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの垂水ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの不知火ステークス（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの秋風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアールクインダムを半馬身振り切って4勝目を挙げた。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定のハンデG3のターコイズステークス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5歳（2022年）

2月20日、中8週で迎えた13戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

7月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、関越ステークス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた15戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンのケフェウスステークス（中京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は北村友一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

2022年10月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。