垂水ステークス

レース展開

スズカロングが全馬を引っ張る形、その半馬身後ろを追走するフィオリキアリとレッドフラヴィア

スズカロングが端に立つ形となり、僅かなリードで一団を引っ張っていく。2番手にフィオリキアリとレッドフラヴィアが並ぶ。その少し後ろ、ティグラーシャとイルマタルが4番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはシャレードとリトミカメンテ。その1馬身後ろ、グランスピードは中団前目。ムジカ、クリデュクール、ラルナブリラーレらは中団馬群のちょうど真ん中を併走。サターンは中団後方の位置。ローズテソーロ、ペプチドフシチョウ、ウォーターパルフェらは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で力をタメるのはイノセントミューズとアカイイト。殿にパトリックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

垂水S、アカイイトが疾風の様な豪脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はスズカロングでリードは半馬身。2番手にフィオリキアリが続く。そのあと、ティグラーシャ、イルマタル、レッドフラヴィア、リトミカメンテらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、11番手から抜け出したのはサターン。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいた1番人気のアカイイトが別次元の末脚を弾けさせてサターンを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじてトップでゴールに飛び込んだ。2着のサターンから2馬身差の3着には、中団の位置から息の長い末脚を披露したラルナブリラーレが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたクリデュクールが入線、さらに3/4馬身差の5着には、最後方にいたパトリックが食い込み、フィオリキアリムジカフィオリキアリとムジカの2頭が並んで6着同着となった。2番人気のムジカは中団にいたがあとひと押しが足りず7着に敗れた。