第7回 ターコイズステークス (G3)

レース展開

イベリスが集団を引き連れる展開、僅差の2番手にスマイルカナが取り付く

イベリスが逃げる恰好となり、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にスマイルカナが続く。その直後、アクアミラビリス、サンクテュエール、スマートリアン、ジュランビル、クリノプレミアムらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ドナウデルタは中団前め。アンドラステとギルデッドミラーは中団馬群の真ん中を併走。フェアリーポルカ、レッドフラヴィア、マルターズディオサらは中団後方の位置。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはムーンチャイムとドナアトラエンテ。殿にミスニューヨークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ターコイズS、ミスニューヨークが異次元の決め脚を炸裂させて他馬を撫で切り

先頭はスマイルカナでリードは体半分。2番手にイベリスが続く。そのあと、ジュランビル、クリノプレミアム、スマートリアンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、6番手から抜け出したのはアンドラステ。そのまま押し切るかに見えたが、後方2番手にいたミスニューヨークが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団前目の位置から堅実な伸びを見せたアンドラステが続き、2着と半馬身差の3着には、同じく中団前目の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張った13番人気のギルデッドミラーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたフェアリーポルカが入線、さらにアタマ差の5着には、好位にいた16番人気のジュランビルが食い込んだ。1番人気のスマートリアンは好位にいたが失速して7着に敗れた。2番人気のマルターズディオサは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず8着に敗れた。