エスプレッシーボ（2020年生、母ワンダーラスト）

エスプレッシーボ（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時10歳）と交配したワンダーラストが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2023年のあやめ賞(牝M2)で3着に入った他、2023年のあやめ賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山田和久厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

7月6日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったピーストークスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の安平町移住者募集賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の日高町やまべ賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のウォーゲームに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったミニアチュールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月3日、中2週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したエイシンゲッコウにクビ差届かず2着となった。

3月11日、中9週で迎えた12戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、キタノムホウにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月19日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた16戦目は、3歳M3のイーハトーブマイル（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木志音騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木志音騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のケンジャをクビ差振り切って雨中の戦いを制した。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木志音騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木志音騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた20戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で佐々木志音騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた21戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（水沢ダート850m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木志音騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた23戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木志音騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木志音騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた26戦目は、孫達へ贈るハイセは頑張った賞（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木志音騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木志音騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた28戦目は、B2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木志音騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木志音騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイキザマを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2024年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木志音騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、チェリーブリーズに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木志音騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチェリーブリーズをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木志音騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木志音騎手（18戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた34戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は佐々木志音騎手（19戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（20戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダズンフラワーを半馬身振り切って5勝目をつかんだ。

デビュー前

佐藤祐司厩舎（岩手）へ入厩。

7月23日、中4週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木志音騎手（21戦4勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月11日、中2週で迎えた38戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木志音騎手（22戦4勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた39戦目は、花巻屋はちみつ&ハナハニー賞（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木志音騎手（23戦4勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木志音騎手（24戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた41戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木志音騎手（25戦4勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた42戦目は、ペルセウス賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木志音騎手（26戦4勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木志音騎手（27戦4勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月6日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木志音騎手（28戦4勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。