ユメミルボニータ（2019年生、母ユメミルテーラー）

Yumemiru Bonita

2019.05.17

ユメミルボニータ（2019年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時8歳）と交配したユメミルテーラーが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2022年のヒロインカップ(牝)に勝利した他、2022年の撫子争覇(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

9月22日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦の日高国際スキー場賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2022年）

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマーゴットロマンスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレーヴポルトに7馬身の差をつけて優勝

3月16日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の朧月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンヌイトムに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンのヒロインカップ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイプルシスターを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のクイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定オープンの撫子争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の郡上おどり特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユーセイブラッキーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の数河高原特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったカナデソニックに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の仲秋特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、五平餅賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月26日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のニホンピロペリーに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、立春特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクインズミントに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月6日、中3週で迎えた22戦目は、淡雪特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた23戦目は、スプリングアタック（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月26日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメイショウアルルに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月6日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた25戦目は、磨墨短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったコトシロにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中2週で迎えた26戦目は、ウインターアタック（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマルヨニキーヤに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

2月8日、中3週で迎えた28戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた29戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、LJS笠松ラウンド 第2戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた30戦目は、森カリオペ生誕祭記念杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルスアンティカに5馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、芝桜特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。