メイショウアルル（2019年生、母メイショウアガサ）

メイショウアルル（2019年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ビゼーの曲名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時18歳）と交配したメイショウアガサが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。主な勝ち鞍は2023年の一般C22。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月15日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着を確保した。

2月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5月14日、中6週で迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

8月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

2022年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月29日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた8戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー51（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、奥原久志爆誕記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモルージュに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月22日、中5週で迎えた10戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた11戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したキンプウにアタマ差届かず2着となった。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、C29組（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったドリームオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた15戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るルクスアモールを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

1月31日、連闘で迎えた16戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、大好き名古屋競馬場Yショップ（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したシンギングワールドにアタマ差届かず2着となった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマハラジャゴールドに5馬身の差をつけて制した。

3月2日、連闘で迎えた19戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた20戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた21戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスラストリバーサーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、恋路ヶ浜特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月25日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、絢佳&浩平結婚式記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた26戦目は、渡辺明さん秋まつり来場記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったユメミルボニータに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた28戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた29戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、中京チャンピオンズCは明後日!（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月11日、中0週で迎えた30戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、春待月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランスエーニョにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月30日、中2週で迎えた31戦目は、草野仁さん笠松けいば来場記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったコスモオピニオンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5歳（2024年）

1月5日、連闘で迎えた32戦目は、凧あげ賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。最後はマテラシオンと並んで2着同着となった。

1月18日、中1週で迎えた33戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、金シャチJkオールスターズ（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた34戦目は、もつ鍋賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた35戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた36戦目は、さえずり賞（名古屋ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。