ダフニス（2019年生、母ピュアウィッシーズ）

ダフニス（2019年3月14日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「モーリス・ラヴェル作曲のバレエ音楽より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のモーリス（当時8歳）と交配したピュアウィッシーズが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は奥山博。主な勝ち鞍は2022年の愛海昇格&誕生日記念(一般C2十四)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,800万円（9万×200口）で一口馬主が募集された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5月15日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。

9月8日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鈴蘭高原特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた4戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、白河オトウト生誕記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、愛海昇格&誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲賀弘隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のベルウッドメルシーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、川添裕起☆48歳だった記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で甲賀弘隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、映えスポットを探してパシャリ♪記念（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で甲賀弘隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたナムラロロ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

11月28日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で甲賀弘隆騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったティアップブランカに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で甲賀弘隆騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウヤナガセに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2023年）

2月11日、中9週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた10戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,800万円（9万×200口）で一口馬主が募集された。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

3月18日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 雨/重）に出走。13頭立ての14番ゲートからスタート。出走取消となった。

3月26日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月14日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では脚が残っておらず18着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は甲賀弘隆騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で甲賀弘隆騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシークレットグロウをハナ差だけ差し切って断然人気に応えた。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で甲賀弘隆騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた16戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

5歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は甲賀弘隆騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったマヒートに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月19日、連闘で迎えた18戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲賀弘隆騎手（10戦3勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた19戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、こいちゃん結婚☆記念（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、2着となった。

4月28日、中3週で迎えた20戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、らら皆に愛され立派に大きくなりました記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったマクシミリアンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るユキゲショウを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月15日、中4週で迎えた22戦目は、春瀬なつみ生誕記念なぴかわ杯2024（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた24戦目は、土屋先生生誕記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったガンブーツダンスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた25戦目は、まほたん10歳おめでとう記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイジョイを凄まじい末脚でアタマ差だけ差し切って優勝

8月25日、中3週で迎えた26戦目は、acacia（アカシア）（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた27戦目は、能登半島地震復興応援杯（57）（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた28戦目は、るかちゃんお誕生日記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた29戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。