ケーティライズ（1983年生、母スーパージヨオー）

ケーティライズ（1983年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブラヴオー（当時14歳）と交配したスーパージヨオーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地30戦5勝2着2回、中央障害3戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の鳥羽特別(900万下)。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。鞍上は丸山勝秀騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったソルティティアーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月1日、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月15日、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月2日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月15日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモターンに1馬身1/4の差をつけて1位に入線したが、その後失格となった。

4月6日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったウオータークリークにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月11日、4歳未勝利（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のライラックゴールドをクビ差振り切って勝利を掴んだ。

6月7日、4歳400万下（阪神ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

10月25日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

11月9日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

11月23日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

11月29日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保敏文騎手。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月14日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマトジャンボに8馬身の差をつけて勝利を挙げた。

4歳（1987年）

1月11日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

1月25日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

5月24日、5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月14日、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月21日、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保敏文騎手。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のダンディポイントを3/4馬身振り切って勝利を掴み取った。

7月4日、ハンデ戦で5歳以上900万下の穂高特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキングシリユースに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月11日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保敏文騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

8月1日、4歳以上900万下の高千穂特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

10月4日、4歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

10月24日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

11月7日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は北川和典騎手。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

11月22日、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

12月6日、4歳以上900万下の鳥羽特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のダイカツケンホウをアタマ差振り切って勝利を手にした。

12月20日、G3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5歳（1988年）

4月29日、5歳以上1400万下の下鴨特別（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

5月14日、5歳以上1400万下の朱雀特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

6月11日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は押田年郎騎手。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーワグローリーに1馬身3/4の差をつけて勝利を掴み取った。

7月9日、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。