エプソムパワー（1985年生、母シバグレイ）
Epsom Power
1985.05.20
エプソムパワー（1985年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタケシバオー（当時20歳）と交配したシバグレイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋 正。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方26戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
佐々木猛厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1988年）
1月30日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
3月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。
3月13日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
3月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。
7月2日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は田村正光騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリュウコゼットに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
8月6日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（7戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。
8月28日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のハヤテブラストをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
12月7日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた12戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスターフアイヤーをアタマ差制して2勝目を挙げた。
4歳（1989年）
1月17日、中2週で迎えた13戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、千両特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。
1月29日、中1週で迎えた14戦目は、南天特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荒巻透騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた15戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒巻透騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた16戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で荒巻透騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月15日、中1週で迎えた17戦目は、つくし特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒巻透騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月10日、中3週で迎えた18戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で荒巻透騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月18日、連闘で迎えた19戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒巻透騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた20戦目は、坂口義幸騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月10日、連闘で迎えた21戦目は、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荒巻透騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイシダノーザンに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。
5月23日、中1週で迎えた22戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で荒巻透騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた23戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒巻透騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月20日、中1週で迎えた24戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイアナホープから6馬身差の2着となった。
7月16日、中3週で迎えた25戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、B2イ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。
7月31日、中1週で迎えた26戦目は、盛夏特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリボルドラツドから1馬身半差の2着となった。
8月21日、中2週で迎えた27戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で半杭議騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた28戦目は、初秋特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で半杭議騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のビユテイマドンナに3/4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
9月28日、中2週で迎えた29戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で半杭議騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月10日、中1週で迎えた30戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、A2 B1-2（中京(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月1日、中6週で迎えた31戦目は、B1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口義幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリーワイスから1馬身半差の2着となった。
12月11日、中0週で迎えた32戦目は、A2 B1（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は半杭議騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5歳（1990年）
1月5日、中3週で迎えた33戦目は、迎春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月4日、中3週で迎えた34戦目は、立春特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は荒巻透騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノエンペリーから3/4馬身差の2着となった。
3月6日、中3週で迎えた35戦目は、A2 B1（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は半杭議騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月28日、中2週で迎えた36戦目は、A2 B1（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。