ヤマトオウジ（1986年生、母エイチエルス）

経歴

デビュー前

4歳（1990年）

4月28日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月4日、連闘で迎えた2戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒダカツリボーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月10日、中4週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスズオーエンスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイニゾンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトウホーカラーに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月9日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5歳（1991年）

3月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上900万下の勝浦特別（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったヒノキヤホクトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下のかもめ島特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山典弘騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6歳（1992年）

8月25日、約12か月の休み明けで迎えた16戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、羊ケ丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた17戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、岩見沢えぞまつ特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月24日、連闘で迎えた19戦目は、萩の山特別（岩見沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた20戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、石勝特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後はハヤイナリと並んで9着同着となった。

10月27日、中1週で迎えた21戦目は、暑寒別岳特別（岩見沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小林伸義騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた22戦目は、大麻特別（岩見沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1993年）

4月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、嵐山特別（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、勝毎特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホロトウルフから1馬身半差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、月形特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイノマアメリカに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、中央バス特別（岩見沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた28戦目は、金杯（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上正和騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンダラーをクビ差制して5勝目を手に入れた。

8月5日、中3週で迎えた29戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月9日、中4週で迎えた30戦目は、赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた31戦目は、羊蹄山特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は村上正和騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンダラーからハナ差の2着に惜敗した。

10月11日、中1週で迎えた32戦目は、ブリーダーズゴールドカップ（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月17日、中4週で迎えた33戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、道営記念（帯広ダート2400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8歳（1994年）

4月26日、約5か月半の休養明けで迎えた34戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、美唄特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、連闘で迎えた35戦目は、瑞穂賞（岩見沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルワイザーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月26日、中2週で迎えた36戦目は、紅葉山特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクセルワイザーから半馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた37戦目は、札幌日経オープン（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた38戦目は、摩周湖特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミサルノから2馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた39戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、旭岳特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた40戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた41戦目は、赤レンガ記念（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホロトグランプリから2馬身半差の2着となった。

10月10日、中3週で迎えた42戦目は、ブリーダーズゴールドカップ（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた43戦目は、知床特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた44戦目は、道営記念（帯広ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9歳（1995年）

4月24日、約5か月の休養明けで迎えた45戦目は、美唄特別（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、瑞穂賞（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた47戦目は、旭岳賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた48戦目は、カムイえぞまつ特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた49戦目は、白雲岳特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた50戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月10日、中3週で迎えた51戦目は、スターライト特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた52戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた53戦目は、自由ケ丘特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた54戦目は、摩周湖特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノクンショウから4馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた55戦目は、赤レンガ記念（帯広ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（12戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた56戦目は、雄阿寒岳特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた57戦目は、納沙布岬特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（14戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた58戦目は、道営記念（帯広ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（15戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。