ツルマルザムライ（1996年生、母ビクトリーダンス）

ツルマルザムライ（1996年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシヤダイ（当時19歳）と交配したビクトリーダンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地32戦5勝2着6回、地方43戦7勝2着5回。2001年のシルクロードステークス(G3)で3着に入った他、2003年のさきたま杯(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月6日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のサイレントクルーズに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

1月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキョウエイユカにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月21日、中3週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 雨/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクラシックステージに2馬身の差をつけて制した。

4歳（2000年）

7月2日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は高橋亮騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のオペラリッチに3馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のフィリピントロフィー（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ホーマンファーストに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋亮騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のヒシディードに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋亮騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のみちのくステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったワルツダンサーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた13戦目は、R.フラッド騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の2000ゴールデンスパートロフィー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（8戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたクルーピアスター決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

2月4日、中5週で迎えた15戦目は、G3のシルクロードステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

2月18日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の山城ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月21日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の西日本スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（9戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナゾを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

8月12日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の仲秋特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6歳（2002年）

1月19日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の須磨特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったロイヤルキャンサーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の山陽特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

5月18日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月7日、中6週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の文月特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた27戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の西日本スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月14日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマキシマムスピードをクビ差だけ差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7歳（2003年）

2月23日、中9週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の山城ステークス（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

4月20日、中7週で迎えた31戦目は、4歳以上1600万下の淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月22日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

7月10日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた33戦目は、3歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャワーパーティーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中5週で迎えた34戦目は、G3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月10日、中2週で迎えた35戦目は、姫路チャレンジカップ（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホウシュウタイムに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた36戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた38戦目は、G1のJBCスプリント（大井ダート1190m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた39戦目は、G3の全日本サラブレッドカップ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた40戦目は、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩田康誠騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

8歳（2004年）

1月21日、中3週で迎えた42戦目は、ジャンボトロンカップ（園田ダート1400m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で岩田康誠騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた43戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩田康誠騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた44戦目は、グリーンエコー笠形特別（姫路ダート1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で岩田康誠騎手（12戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月18日、約8か月の休み明けで迎えた45戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で岩田康誠騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた46戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、日本盛カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンボリシャイアンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月28日、中3週で迎えた47戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

9歳（2005年）

1月19日、中2週で迎えた48戦目は、養父市誕生記念特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったインターレジェンダにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月9日、中2週で迎えた49戦目は、4歳以上（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた50戦目は、ゆずのまち安富特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた51戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月18日、中7週で迎えた52戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（15戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた53戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、淡路島まつり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月21日、約6か月の休養明けで迎えた54戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、大阪スポーツ賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

10歳（2006年）

1月1日、中1週で迎えた55戦目は、NewYear スプリントカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

1月19日、中2週で迎えた56戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた57戦目は、4歳以上（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた58戦目は、カシの木特別（姫路ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた59戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、パークホーム記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサムソングレイトに5馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた60戦目は、こじゃんと丸若特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンボリテキサスに3馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

5月20日、連闘で迎えた61戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロードオールに4馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

6月4日、中1週で迎えた62戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、晶子オマエだけは特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイティファイヤーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月24日、中2週で迎えた63戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバンナカリビアンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月15日、中2週で迎えた64戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のチキチキブンをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月29日、中1週で迎えた65戦目は、土佐の宵まつり特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた66戦目は、一般A Bイ（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーサファイアに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11歳（2007年）

4月30日、約9か月の休養明けで迎えた67戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた68戦目は、鯛網カップ（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた69戦目は、菖蒲特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた70戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、すいれん特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンデザートから4馬身差の2着となった。

7月7日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた71戦目は、ほうせんか特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた72戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、サラブレッドサマーチャレンジ（福山ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中5週で迎えた73戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月20日、中6週で迎えた74戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた75戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。