レオテンション（1998年生、母ユーワエトランジェ）

レオテンション（1998年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時11歳）と交配したユーワエトランジェが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は土井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方38戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、土井牧場から「北海道6月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、土井牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、レオによって1,575万円で落札された。

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

10月9日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は519kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月3日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレッドリバーマンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイマリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオオゾラテーストに6馬身の差をつけて優勝

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2七八（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったマルカプリメーラにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオオトネエールに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

8月24日、中6週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

5歳（2003年）

1月25日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた14戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く17着に終わった。

4月15日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトクノアトラスに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコーザンブレーンに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

6月1日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月24日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシヤマタイクーンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

6歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた25戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた29戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ステラー誕生特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた30戦目は、一般C2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のジーティーセネシオをクビ差制して6勝目を奪取した。

8月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた33戦目は、昭ちゃん還暦祝特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた34戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、永森大智デビューおめでとう特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた35戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールザプライドから1馬身差の2着となった。

10月23日、連闘で迎えた36戦目は、青友会特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた37戦目は、リバーセキトバMあみがん特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた38戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた39戦目は、冬至特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

7歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた40戦目は、R25 オトコの初夢特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた41戦目は、一般D E（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた42戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた43戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた44戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。