マイシネマ（1998年生、母セピアサルーテ）

マイシネマ（1998年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイユウサク（当時13歳）と交配したセピアサルーテが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、地方31戦5勝2着6回。2000年の三條新聞賞で2着に入った他、2001年の青山記念(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ナカノファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、新潟県馬主協会によって315万円で落札された。

堀川勝盛厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

5月3日、デビュー戦は長谷川太行騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナンバーイチバンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月16日、中5週で迎えた2戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエイルーシーから半馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンの三條新聞賞（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスフェザントからクビ差の2着に惜敗した。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月30日、中6週で迎えた5戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1550m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川太行騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカイザーナックルに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷川太行騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳ハンデ地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長谷川太行騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長谷川太行騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカギエブロスから2馬身差の2着となった。

12月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で長谷川太行騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングルーラーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2001年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦の桃花特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長谷川太行騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月15日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長谷川太行騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングルーラーから1馬身半差の2着となった。

5月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新潟皐月賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の八戸畜産農協特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテクノハヤブサをハナ差制して1着ゴールを果たした。

7月8日、中5週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の新潟ダービー（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（12戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の村上特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の優駿の里門別町特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（14戦4勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の新井特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川太行騎手（15戦4勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロシオハルカゼから1馬身半差の2着となった。

9月22日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦の尾瀬特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷川太行騎手（16戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミツアミから半馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長谷川太行騎手（17戦4勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の十日町特別（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で長谷川太行騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、3歳ハンデ地方重賞の青山記念（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で長谷川太行騎手（19戦4勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（2002年）

1月1日、中5週で迎えた22戦目は、音部浩仁騎手を鞍上に迎えて、初春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月4日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

3月25日、中6週で迎えた24戦目は、椎名廣明騎手を鞍上に迎えて、春霞特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイガーボスを上がり3位の末脚で半馬身差し切って5勝目を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎名廣明騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で椎名廣明騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎名廣明騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎名廣明騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5歳（2003年）

6月2日、約12か月の休養明けで迎えた29戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C2二イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた30戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ウ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤正人騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。