クリノフィナーレ（2003年生、母クリロータリー）

クリノフィナーレ（2003年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋最後（を飾る）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時15歳）と交配したクリロータリーが20歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田和男。戦績は、中央平地7戦0勝、地方11戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の一般C4。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

4月22日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月7日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた5戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノブレイブに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月14日、連闘で迎えた6戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトキメキローマンに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオールオブザナイトに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリパークに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2007年）

1月1日、連闘で迎えた10戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦4勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアメジストから3/4馬身差の2着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた11戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケーデイジーからクビ差の2着に甘んじた。

1月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルソレミタカに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

2月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダートワイに1馬身の差をつけて優勝

3月25日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

9月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた17戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモシビアに4馬身の差をつけて優勝

10月24日、中0週で迎えた18戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。