シーサイドウエーブ（1990年生、母エイショウグレイス）

シーサイドウエーブ（1990年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストームオンザルース（当時7歳）と交配したエイショウグレイスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方33戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は1995年の一般B3イ。

経歴

デビュー前

黒坂洋基厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

4月3日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

5月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武藤善則騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤善則騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武藤善則騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は武藤善則騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

4歳（1994年）

4月5日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた14戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマミニシキから半馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプックパックに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーフブキに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオレンジピピンから3馬身差の2着に敗北した。

9月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマテンオーシンをハナ差制して制した。

10月10日、中1週で迎えた22戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、北日本（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイテンマからクビ差の2着に惜敗した。

10月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオリッチマンから1馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月26日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったデワノエーシックから1馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーグストルから半馬身差の2着となった。

5歳（1995年）

1月3日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったデワノエーシックから2馬身差の2着に敗北した。

4月8日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大枝幹也騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスマイリングエリに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大枝幹也騎手（13戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた31戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大枝幹也騎手（14戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大枝幹也騎手（15戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大枝幹也騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中5週で迎えた35戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（17戦4勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた36戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（18戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2ロ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（19戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた38戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（20戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイエンマックスから1馬身半差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（21戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウユタカに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月29日、中1週で迎えた43戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、村杉ハンデ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1996年）

1月3日、中2週で迎えた45戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。