キジョーサンデー（2008年生、母クージービーチ）

キジョーサンデー（2008年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時16歳）と交配したクージービーチが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方20戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村俊紀から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

井手上慎一厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2010年）

11月19日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラッキーヤマザクラを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベレスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシシャモクイーンを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月25日、中6週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したラッキーショウグンに3/4馬身届かず2着となった。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったトーホウオリーブに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアサケムサシに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月27日、中0週で迎えた12戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（9戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のペガサスクイーンに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（10戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（11戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアゲマリをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

12月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキャピタルチャンスに3/4馬身届かず2着となった。

12月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（13戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスペリアファイターを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、万両賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（14戦6勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシルクプラズマに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（15戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズカキクヒメを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（16戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールデンコマンドに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月9日、中4週で迎えた20戦目は、沈丁花特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。