ギルガドール（1985年生、母ベルガナート）

ギルガドール（1985年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコリムスキー（当時10歳）と交配したベルガナートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦13勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年のあすなろ特別(A1 A2)。

経歴

デビュー前

花塚進厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1987年）

8月12日、デビュー戦は人見鉄也騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で人見鉄也騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスタースマイルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中3週で迎えた3戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のバスタードボーイに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（1988年）

1月31日、中4週で迎えた6戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイチマツオージに8馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月15日、中4週で迎えた9戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月1日、中6週で迎えた10戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトゴールドに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のブルーサマーカップ特別 1組（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルテイミグから3/4馬身差の2着となった。

10月4日、中5週で迎えた12戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネアサブキに7馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

10月29日、中3週で迎えた13戦目は、一般B3（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシユガーセイコーに8馬身の差をつけて6勝目を手にした。

11月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリビータスに約17馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

12月26日、中3週で迎えた15戦目は、シクラメン特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイチマツハヤテに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1989年）

5月30日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で内田利雄騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノジャッカルに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田利雄騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノザンヒバナに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、月見草特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で内田利雄騎手（14戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンアカネから1馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、ホオズキ特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で内田利雄騎手（15戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨツヤハヤテに8馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、オパール特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモーニングロードに2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11月2日、中3週で迎えた21戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイシオーから半馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中4週で迎えた22戦目は、あすなろ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエルカミノに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5歳（1990年）

1月10日、中4週で迎えた23戦目は、新春特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月15日、約8か月半の休養明けで迎えた24戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた26戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

12月26日、中6週で迎えた27戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。