ティエムドリーム（1994年生、母ゴールドシーマン）

ティエムドリーム（1994年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のムーンマッドネス（当時11歳）と交配したゴールドシーマンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は早坂辰男。戦績は、地方22戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年のレグルス賞(一般B2二)。

経歴

デビュー前

金沢豊厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

11月21日、デビュー戦は堀田正明騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウェイコーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月25日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のポインセチア特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀田正明騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1997年）

5月20日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒワカバに2馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた5戦目は、熊野勲男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、鞍上は宮浦正行騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のりんどう特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハナノスキーに8馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月3日、中2週で迎えた9戦目は、やぎ座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のグランラピードに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は宮浦正行騎手（4戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1998年）

8月28日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

5歳（1999年）

5月10日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた12戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワキシュウに6馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

6月27日、中2週で迎えた15戦目は、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた16戦目は、ホマルハウト特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（8戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のエーピーカブトをクビ差振り切って6勝目を挙げた。

9月9日、中6週で迎えた17戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ナグルホワイトに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月8日、中3週で迎えた18戦目は、プロキオン賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（9戦4勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた19戦目は、コメット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカラホマレに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2000年）

3月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（11戦5勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のテイエスホッパーを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

4月11日、中2週で迎えた21戦目は、レグルス賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（12戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のテイエスホッパーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月12日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のスターロード賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。