ガッツアップ（2006年生、母アップトゥユー）

ガッツアップ（2006年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ガッツ＋ＵＰ」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレートサクセス（当時12歳）と交配したアップトゥユーが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十九。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月26日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

6月14日、中6週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

8月22日、中5週で迎えた4戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオファイティーンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、ワイドステーション賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デンヒルマキシムに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた9戦目は、キリンのどごし<生>杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールデンダーツを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月1日、連闘で迎えた11戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、葉山めがね橋レース（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインヘリオスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、連闘で迎えた13戦目は、JA江刺りんごジュース杯（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月29日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4歳（2010年）

1月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエフテーグランパオを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイザンフレイムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

3月22日、中9週で迎えた21戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、葛巻まちなかにぎわいレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた29戦目は、100年に舞う遠野夜神楽レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月19日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた38戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた39戦目は、宮古カヌースラローム大会レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。