ウインヴィオラ（2020年生、母ウインアキレア）

ウインヴィオラ（2020年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+植物名。花言葉は『揺るぎない心』」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時11歳）と交配したウインアキレアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2024年の能登半島地震復興支援杯（28）(一般C2九)。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月28日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3歳（2023年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月5日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた4戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月15日、中6週で迎えた5戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝2000m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では伸びを欠き16着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい17着に終わった。

7月16日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウマノスズクサ特別（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の愛媛道後特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3-20（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた17戦目は、C3-18（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大澤誠志郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた18戦目は、まりあ十周年記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大澤誠志郎騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大澤誠志郎騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大澤誠志郎騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったナニーピオニーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（12戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた24戦目は、徳島県阿波尾鶏特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（14戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（15戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大澤誠志郎騎手（16戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3 15（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大澤誠志郎騎手（17戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3 16（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大澤誠志郎騎手（18戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた30戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯（28）（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスウェアーに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた31戦目は、吉原竜二さん還暦おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイスケイブに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラプタマーベリックに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

デビュー前

加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。

7月13日、デビュー戦は栗原大河騎手を鞍上に据えて、2024羽衣まよ生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月11日、中6週で迎えた33戦目は、能登半島地震復興応援杯（50）（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったグラシアーノにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のリシアンサス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のデルマスソバライに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中2週で迎えた35戦目は、清水広和ちゃん67歳誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のリターンオブクインに3馬身の差をつけて5勝目を収める

10月1日、中1週で迎えた36戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた37戦目は、金沢芸妓の公演開始記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のデルマスソバライに2馬身の差をつけて6勝目を収める

10月27日、中1週で迎えた38戦目は、ポイントでネット投票!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クールドレーヌに3/4馬身交わされて2着に敗北した。