クールドレーヌ（2019年生、母ティンクルハート）

クールドレーヌ（2019年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王の心(仏)。父名、母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時18歳）と交配したティンクルハートが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。主な勝ち鞍は2022年の白河オトウト生誕記念(一般C2十二)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額2,800万円（14万×200口）で一口馬主が募集された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

6月25日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は404kg。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではいい脚を見せられず17着に終わった。

8月20日、中7週で迎えた2戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

2022年8月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月25日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったムジョウに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、白河オトウト生誕記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエルイエロを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のサフラン賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のアレナリアに4馬身の差をつけて優勝

11月28日、中2週で迎えた7戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったツヴァイシュテルネに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサーストンシカゴに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

3月14日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフィールドノアをハナ差振り切って断然の支持に応えた。

4月2日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のアネモネ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエルフバローズをアタマ差振り切って圧倒的人気に応えた。

4月23日、中2週で迎えた11戦目は、OEK×金沢競馬コラボ記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったメイショウナスカにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中3週で迎えた12戦目は、楽天ポイントで馬券を買おう!楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた13戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた14戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラナウェイボーイに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中3週で迎えた15戦目は、にわか祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコスモアシュラに2馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

9月3日、中2週で迎えた16戦目は、百万石の極み加賀しずく特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく最後はハクサンキュートと並んで5着同着となった。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、楽天ポイントでネット投票賞特別編成（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のヘリコニア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で魚住謙心騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で魚住謙心騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のベストオーシャンに1馬身の差をつけて制した。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、イイニクの日能登牛てらおか風舎記念（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で魚住謙心騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた22戦目は、イケメンTM!中村勇好さん生誕日記念杯特別編成（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で魚住謙心騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2024年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月17日、連闘で迎えた24戦目は、富山の酪農応援賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のピースイギーに4馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

4月15日、中3週で迎えた25戦目は、能登半島地震復興支援特別12（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のベルウッドムサシをクビ差振り切って断然人気に応えた。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、利長特別（金沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。