トニフィカーレ（2009年生、母ヴァージニー）

トニフィカーレ（2009年2月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「元気付ける（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時14歳）と交配したヴァージニーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方45戦15勝2着13回。2013年の黒潮マイルチャンピオンシップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,575万円（3.15万×500口）で一口馬主が募集された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月19日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り雨/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月29日、中5週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、I.メンディザバル騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

2月15日、中4週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクニノカンタローに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた7戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中6週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカッププロメテウス賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に敗れた。

4歳（2013年）

1月12日、中3週で迎えた10戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンブライアンから半馬身差の2着に敗北した。

1月20日、連闘で迎えた11戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリファックスから1馬身半差の2着に敗北した。

2月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエメラルストーンに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月9日、連闘で迎えた13戦目は、晋平記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクイングレイヴに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリファックスから1馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルダリアをハナ差制して断トツ人気に応えた。

3月24日、中1週で迎えた16戦目は、ありがとう福山けいば誘導馬ペドロ記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリファックスから6馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、別府真衣400勝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサクラパルフェールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシーセラピスに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

5月26日、中2週で迎えた19戦目は、道の駅「633美の里」特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

6月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、土佐の地酒特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシーセラピスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた22戦目は、四国カルスト特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で下村瑠衣騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるように疾駆したが、シーポラリスに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月29日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で下村瑠衣騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したニホンピロリッチを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月6日、連闘で迎えた24戦目は、ひろめ市場特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で下村瑠衣騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシーポラリスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた25戦目は、仁藤萌乃生誕記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下村瑠衣騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた26戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、初・生高知競馬特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったシーポラリスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月11日、連闘で迎えた27戦目は、四万十沈下橋巡り特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルアラビアンに6馬身の差をつけて6勝目を収める

8月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユキノベアハートに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

9月7日、中1週で迎えた29戦目は、大川筋武家屋敷特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクシャトリアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、連闘で迎えた30戦目は、悠希ずっといて特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドナアンカーに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月21日、連闘で迎えた31戦目は、久礼大正町市場特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマウンテンダイヤに1馬身半の差をつけて9勝目を手中に収めた。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、安居渓谷飛龍の滝特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったマウンテンダイヤに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月12日、連闘で迎えた33戦目は、牝馬限定戦のミラク特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒロカミヒメを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月2日、中2週で迎えた34戦目は、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヒロカミヒメをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

11月17日、中1週で迎えた35戦目は、天然記念物「やっこ草」特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた36戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般Aイ Bイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラハンターを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月15日、中2週で迎えた37戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた38戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5歳（2014年）

1月12日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定戦のベラトリックス特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた40戦目は、地方重賞の黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた41戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアラマサシャープに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月2日、中1週で迎えた42戦目は、キンメ鯛の煮こごり特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（5戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた43戦目は、一般A4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月14日、中7週で迎えた44戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた45戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のドマーニイッサをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月29日、中7週で迎えた46戦目は、盛夏特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハーフブロードを3/4馬身差し切って勝利数を15に伸ばす

8月28日、中3週で迎えた47戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた48戦目は、南関東地方競馬チャンネル賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた49戦目は、夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたエムアイチャンドラ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

11月24日、中4週で迎えた50戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた51戦目は、L-WING賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦2勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。