ヒミノコンドル（2010年生、母クインオブオールディー）

ヒミノコンドル（2010年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋コンドル」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時11歳）と交配したクインオブオールディーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。2016年の岩鷲賞(地方重賞)で2着に入った他、2016年のスプリント特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、佐々木八郎によって1,050万円で落札された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月27日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

7月7日、中9週で迎えた7戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた8戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るアズールウィンドウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、襟裳岬賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステキナポケットに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、ポラリスデッキ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスカイツリーボーイをハナ差振り切って断然の支持に応えた。

12月21日、中4週で迎えた14戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4歳（2014年）

6月29日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

5歳（2015年）

1月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた20戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったタイセイバンデットに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスエンピリカルを驚異的な末脚で3/4馬身差し切ってファンの支持に応えた。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、ふるさとひだか応援特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアザレンカに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月28日、中1週で迎えた23戦目は、JRA日高育成牧場50周年特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアロマーに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月25日、中3週で迎えた24戦目は、スワンフェスタ2015（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサクセスストーリーを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

9月10日、中1週で迎えた25戦目は、レコードな町新冠特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスリーペイドを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のスリーペイドに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月14日、中2週で迎えた27戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のアナンタンに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

10月28日、中1週で迎えた28戦目は、ワークフォース・プレミアム（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で黒沢愛斗騎手（8戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月24日、中7週で迎えた29戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したキングガンホーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2016年）

1月12日、中2週で迎えた30戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた32戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた33戦目は、福寿草特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノースジョイを次元の違う末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月12日、中2週で迎えた34戦目は、つつじ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフレイムハーツを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

6月9日、中3週で迎えた35戦目は、JA門別馬舞米特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（11戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた36戦目は、果実とやすらぎの里-仁木町特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（12戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバカニシナイデヨに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月17日、中2週で迎えた37戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したラブバレットを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中3週で迎えた38戦目は、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた39戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したワールドエンドに半馬身届かず2着に敗北した。

11月7日、中9週で迎えた40戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、落花生賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた41戦目は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のリブストロングに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7歳（2017年）

8月30日、約9か月の休み明けで迎えた42戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（13戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバリスコアを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた43戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、北海道米LOVE特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリシュリューに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中3週で迎えた44戦目は、ゆめぴりか特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（14戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた45戦目は、ホワイトベルグ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（15戦10勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシャインプラチナムを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月8日、中1週で迎えた46戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（16戦11勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

8歳（2018年）

4月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた47戦目は、ジャスタウェイ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（17戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた48戦目は、ノヴェリスト・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（18戦11勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた49戦目は、ルピナス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（19戦11勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したノーブルサファイアにアタマ差届かず2着に惜敗した。

6月28日、中2週で迎えた50戦目は、アジサイ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（20戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマーケットレイズンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた51戦目は、ひまわりの町ほくりゅう特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で黒沢愛斗騎手（21戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るムカワシシャモを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を16に伸ばす