スピードキング（2003年生、母リンドユメ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、野表忍から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2006年）

10月13日、デビュー戦は加藤和博騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイラプターに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトウカイスターに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルマズラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2007年）

1月17日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったシプカクラッチュに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月14日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったトウカイタイクーンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中7週で迎えた6戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウラッシュに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月28日、中4週で迎えた8戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、利根川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマリコノコを豪快な末脚で半馬身差し切って5勝目を手中に収めた。

6月21日、中2週で迎えた9戦目は、花菖蒲特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

5歳（2008年）

6月23日、約7か月の休み明けで迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハッピースイーブを3/4馬身振り切って久々の実戦を制した。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のポッターに1馬身半の差をつけて7勝目を収める

7月28日、中2週で迎えた13戦目は、新宿区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったヤエツバキに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトカチヒビキを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はアイビスケンシンと並んで1着同着となった。

10月10日、中2週で迎えた16戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、シルバーブーツ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったウォーラシアンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中4週で迎えた17戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したインダストリアルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月5日、中2週で迎えた18戦目は、冬芽特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2009年）

1月22日、中6週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダンノスパイダーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

2月19日、中3週で迎えた20戦目は、東風特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（8戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンシングタイガーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて制した。

3月4日、中1週で迎えた21戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、陽春賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月6日、中4週で迎えた22戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた23戦目は、WORLD-1賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（10戦4勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のウォーラシアンに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6月3日、中2週で迎えた24戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（11戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（12戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた26戦目は、アーバンステージ長月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた28戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、カイジ杯（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったコスモプリズムに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた29戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、晩秋賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7歳（2010年）

4月5日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、夜桜賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

12月31日、約9か月の休み明けで迎えた31戦目は、カウントダウン2011賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（13戦5勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

8歳（2011年）

2月17日、中6週で迎えた32戦目は、東風特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、飛鳥さくら賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた34戦目は、いたばし二輪草特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた35戦目は、江戸川区特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた36戦目は、中央区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた37戦目は、千代田区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた38戦目は、いるか座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた39戦目は、はづき特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた40戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、港区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。