スナークローマン（1983年生、母スナークスキー）

スナークローマン（1983年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時11歳）と交配したスナークスキーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田農場。戦績は、中央平地10戦2勝、地方33戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1987年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月2日、デビュー戦は4歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。鞍上は増井裕騎手。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

3月16日、4歳新馬（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は加用正騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月5日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4月19日、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず最後はダイナタイフーンと並んで6着同着となった。

5月11日、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のワカパーソロンを半馬身振り切ってトップでゴールに入った。

6月1日、4歳400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

6月14日、4歳400万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

6月28日、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4歳（1987年）

1月5日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は東田幸男騎手。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

1月24日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のツカサヒリュウを半馬身振り切って勝利を掴み取った。

9月23日、豊平峡特別（札幌(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高岡秀行騎手。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月8日、一般B（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岡島玉一騎手。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月20日、茨戸特別（札幌(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は高岡秀行騎手。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1988年）

9月28日、一般C（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は由井日呂司騎手。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月6日、萩の山特別（岩見沢ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は高岡秀行騎手。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月19日、一般B C（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高橋信彦騎手。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、道新スポカップ（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋信彦騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1989年）

5月16日、一般D（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉見務騎手。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月25日、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高岡秀行騎手。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコウタカシに3馬身の差をつけて勝利を手にした。

6月13日、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高岡秀行騎手。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒケンオーから2馬身差の2着となった。

6月27日、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は倉見務騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジャパンプリンスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月25日、鳩ケ丘特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高岡秀行騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月8日、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高岡秀行騎手。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンバライティから3/4馬身差の2着となった。

8月30日、旭山特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高岡秀行騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月11日、麻生特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高岡秀行騎手。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトミショウタローに1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

9月21日、十五島特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高岡秀行騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のステツプジヤガーに3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

10月23日、択捉特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高岡秀行騎手。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月8日、大樹特別（帯広ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高岡秀行騎手。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大関吉明騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノスペンサーに1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

7歳（1990年）

1月21日、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大関吉明騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアリングビジヨンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大関吉明騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキージョイントに2馬身の差をつけて勝利を手にした。

3月10日、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大関吉明騎手。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、ガーネット特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大関吉明騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤトスキーから2馬身差の2着に敗北した。

4月21日、一般B2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、一般B3（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカケノアズミに3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

7月8日、はりまや特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月4日、一般B1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川野勇馬騎手。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月21日、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、一般B2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサダイアンから6馬身差の2着となった。

11月20日、一般B2（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8歳（1991年）

1月19日、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月15日、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。