テイエムララバイ（2008年生、母ケイシンミツル）

テイエムララバイ（2008年2月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋子守歌」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したケイシンミツルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4。

経歴

デビュー前

当歳のとき、谷岡正次から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって840万円で落札された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月20日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2011年）

1月30日、中4週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月26日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月13日、中6週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた7戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた8戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニングウェイから5馬身差の2着となった。

8月19日、中2週で迎えた9戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムタマゲタから1馬身差の2着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた10戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムオジャルに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、ピヨちゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイチネンツウテンに1馬身の差をつけて2勝目を収める

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、荒尾競馬の決め手杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァオーケストラをクビ差制して3勝目を奪取した。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウアスナロに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村島俊策騎手（7戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた16戦目は、シャロンはツンデレでゲソ!（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で村島俊策騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

11月25日、中1週で迎えた17戦目は、一明・和歌子40ラブ賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村島俊策騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。