パーシャンソリスト（1990年生、母ベルカント）
Persian Soliste
1990.04.05
パーシャンソリスト（1990年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のパーシャンボーイ（当時8歳）と交配したベルカントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方50戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年の一般C2。
経歴
デビュー前
矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1993年）
5月29日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。
7月17日、中6週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
10月2日、中4週で迎えた6戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
10月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
11月7日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
4歳（1994年）
4月18日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングホーテンから1馬身差の2着となった。
5月23日、中2週で迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月9日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4ハ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリットメークに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
8月17日、中2週で迎えた18戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブイテンマに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
10月10日、中1週で迎えた22戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、北日本（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマテンオーシンから4馬身差の2着となった。
11月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモメモリーに4馬身の差をつけて制した。
11月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマテンオーシンから5馬身差の2着に敗北した。
12月10日、中1週で迎えた27戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1995年）
1月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーアームをアタマ差制して4勝目を手中に収めた。
4月8日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月7日、連闘で迎えた31戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、ゴールドステッキ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた32戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマイリングエリから1馬身半差の2着に敗北した。
6月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月18日、中1週で迎えた34戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月17日、中2週で迎えた38戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた40戦目は、瓢湖ハンデ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月6日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマテンオーシンから3馬身差の2着となった。
10月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（14戦3勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマミスラロームから1馬身差の2着となった。
11月17日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（15戦3勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月9日、中0週で迎えた46戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（1996年）
1月3日、中3週で迎えた47戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイゴウハレルから半馬身差の2着となった。
4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた48戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月22日、連闘で迎えた49戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた50戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月21日、中2週で迎えた51戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で冨士木秀四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後はトガミムソウと並んで3着同着となった。
6月2日、中1週で迎えた52戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月18日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた54戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた55戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月11日、中3週で迎えた56戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月17日、連闘で迎えた57戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた58戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月7日、連闘で迎えた59戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた60戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。