ヤマニンドールアイ（2019年生、母ヤマニンラレーヌ）

ヤマニンドールアイ（2019年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人形の目」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時9歳）と交配したヤマニンラレーヌが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2023年のC2四組(一般C2四)。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月27日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

5月8日、中9週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

7月31日、中9週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず18着に終わった。

2022年8月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月29日、中3週で迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したヨドノマックスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月14日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアローゴールドを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた15戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、オッズパークテシオブログ賞（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、C2四組（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスカペードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月13日、中9週で迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた19戦目は、アンドロメダ賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドルパンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月2日、中1週で迎えた26戦目は、ステルヴィオ特別（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

9月12日、中9週で迎えた27戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた30戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた32戦目は、C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた34戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5歳（2024年）

3月12日、中9週で迎えた35戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプランドールユーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったローグネイションに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月31日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキットクルを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

4月9日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本玲花騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本玲花騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデッドアヘッドを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月12日、中1週で迎えた40戦目は、ハイペリカム賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた41戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、新緑賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた42戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた44戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、アルクトス特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた45戦目は、クラスペディア賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。