ケイタイガー（1998年生、母ロングプリマ）
K.Tiger
1998.05.14
ケイタイガー（1998年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時14歳）と交配したロングプリマが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、中央平地30戦2勝2着4回、地方10戦3勝2着1回。2001年のエメラルドカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、伏木田牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
川嶋弘吉厩舎（高崎）へ入厩。
2歳（2000年）
9月24日、デビュー戦は水野貴史騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は516kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーフォルテに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
11月3日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦の雷電特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。
3歳（2001年）
1月14日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノミサイルに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
3月10日、中4週で迎えた6戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフォースキックに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
4月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。
5月13日、中3週で迎えた9戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
6月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のエメラルドカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメタルカラーからアタマ差の2着となった。
6月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（6戦3勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったホッカイゴッホに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
7月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（7戦3勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
8月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（8戦3勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
9月8日、中4週で迎えた14戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月16日、連闘で迎えた15戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。
11月18日、中8週で迎えた16戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。
12月15日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（10戦3勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
4歳（2002年）
1月20日、中4週で迎えた18戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
2月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。
3月9日、中3週で迎えた20戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったイサオヒートに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
3月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴージャスタイムに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
5月11日、中6週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の伊勢佐木特別（東京ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。
9月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
9月28日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のケイアイミラクルを3/4馬身振り切って勝利をモノにする
5歳（2003年）
1月6日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦2勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。
2月1日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦2勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下の北総特別（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆徳騎手（7戦2勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。
3月16日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イサオヒートに交わされて3馬身半差の2着となった。
4月6日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。
4月20日、中1週で迎えた30戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の舞浜特別（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
5月24日、中4週で迎えた31戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はケントグリーンと並んで2着同着となった。
7月6日、中5週で迎えた32戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。
7月26日、中2週で迎えた33戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の麒麟山特別（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。
11月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、3歳以上1000万下の阿武隈特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
12月13日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた35戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。
6歳（2004年）
1月5日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（8戦2勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。
1月24日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上1000万下の初凪賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（9戦2勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。
3月7日、中5週で迎えた38戦目は、4歳以上1000万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。
5月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた39戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
6月11日、中2週で迎えた40戦目は、アルタイル賞（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。