チャリオット（1995年生、母コロナハート）

経歴

デビュー前

2歳のとき、木田牧場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、主取によって円で落札された。

3歳（1998年）

1月4日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は451kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラフローラルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月9日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケイエスクロスにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月16日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテリーフォンテンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月9日、中2週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の槇特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトシノフラワーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月22日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月8日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドガイアに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

6月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマルヒロシービーに3馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月30日、中3週で迎えた8戦目は、’98フレンドリーサドル特別（3）（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月21日、中2週で迎えた9戦目は、流星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた10戦目は、’98フェイスフルレイン特別（3）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（7戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（8戦4勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4歳（1999年）

3月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、’99フレンドリーブーツ特別（2）（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（9戦4勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月6日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、ハンデ戦の卯月特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月24日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の初夏特別（船橋ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴーワンに3馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

6月11日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のペガサス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

11月16日、約5か月半の休養明けで迎えた17戦目は、’99フェイスフルレイン特別（5）（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（12戦4勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般B1（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノシルバーから2馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（14戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のケイエスクロスに1馬身半の差をつけて7勝目を手にした。

5歳（2000年）

1月27日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の寒月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（15戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウオージャに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月3日、中4週で迎えた21戦目は、アメジスト賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（16戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（17戦6勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（18戦6勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の薄暑特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6歳（2001年）

7月30日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から43kg戻して迎えた25戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の盛夏特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。