ハヤテゴールドオー（1993年生、母スプリツトパワー）

ハヤテゴールドオー（1993年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時17歳）と交配したスプリツトパワーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松坂牧場。戦績は、地方42戦14勝2着11回。主な勝ち鞍は1998年のアラブウインターカップ(アラ系一般A)。

経歴

デビュー前

加藤一榮厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1995年）

8月18日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（三条ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳C（三条ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳C1（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳C1（三条ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーストヤマタケに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳B1（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングエースからアタマ差の2着となった。

11月28日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳B1（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクリックチャンプに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳A2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンテンからハナ差の2着に惜敗した。

3歳（1996年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の門松特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系4歳A2（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノタカラに3馬身の差をつけて優勝

4月13日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の桜花特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラビアンエースから4馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のカーネーション特別（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新潟アラブ優駿（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のスイートピー特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の東北アラブダービー（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の桔梗特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1997年）

4月29日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般B2（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のムーミンママに5馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

5月25日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系一般B1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカタイショウに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月7日、中1週で迎えた18戦目は、月岡賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカタイショウから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた19戦目は、あやめ特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイダテンバッキーに1馬身半の差をつけて制した。

7月17日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般B1（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトクロスから半馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中6週で迎えた21戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトアイコをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルゴールドに半馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

10月5日、中1週で迎えた23戦目は、兼六賞（金沢ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジャエンテイオーに9馬身の差をつけて優勝

11月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツラギボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた25戦目は、ことじ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマミダイオーに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月9日、中2週で迎えた26戦目は、ルビー特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャロームキングに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（1998年）

1月3日、中3週で迎えた27戦目は、アラブウインターカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマミダイオーに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（7戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイカンセンプーに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた29戦目は、アラブグランプリ（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺壮騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた30戦目は、黒百合賞（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺壮騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた31戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺壮騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハルウイナーに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた32戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺壮騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブルーリンボーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月14日、中1週で迎えた33戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺壮騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハリマイーグルに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7月26日、中1週で迎えた34戦目は、農協牛乳杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺壮騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアイカンセンプーを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中3週で迎えた35戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で渡辺壮騎手（14戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブルーホークを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた36戦目は、中京スポーツ賞（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で渡辺壮騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアイカンセンプーを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた37戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた38戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（16戦8勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた39戦目は、石川テレビ杯（金沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（17戦8勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた40戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（18戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

6歳（1999年）

9月26日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた41戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、彦山特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた42戦目は、中川浩行騎手を鞍上に迎えて、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。