オオクラフレンド（1995年生、母オオクラダンサー）

オオクラフレンド（1995年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のフオーモサボーイ（当時16歳）と交配したオオクラダンサーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は星川牧場。戦績は、地方37戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の淡墨桜特別(アラ系一般B2 C1)。

経歴

デビュー前

柳江俊明厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1997年）

8月14日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノテイセンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤジギンガに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

12月19日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中0週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、2歳戦の葉牡丹特別イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノトウザイから3馬身差の2着となった。

4歳（1999年）

7月27日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた8戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のニシデンエミーナに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月12日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシデングリーンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月3日、中2週で迎えた11戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で安藤光彰騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月5日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安藤光彰騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたスギノヤマノオー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月24日、中2週で迎えた13戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタッカーリュウオーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

12月16日、中2週で迎えた14戦目は、新穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったホーエイホーユーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

5歳（2000年）

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたホマレメガミ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

2月10日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（15戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリカザンに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月9日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（16戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマルトウブルショワに2馬身半の差をつけて制した。

4月4日、中3週で迎えた21戦目は、淡墨桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（17戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のクラカツトンプに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、すみれ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（18戦7勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた23戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた24戦目は、日本ライン短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（19戦7勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月26日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（20戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイエスマーチに5馬身の差をつけて優勝

10月19日、中2週で迎えた26戦目は、美濃菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（21戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラストロカエースを豪快な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

11月7日、中2週で迎えた27戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（22戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、水都特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（23戦9勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた29戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（24戦9勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6歳（2001年）

1月22日、中4週で迎えた30戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた31戦目は、高千穂特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月26日、中1週で迎えた32戦目は、梅月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた34戦目は、吉野桜特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横山誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったツルギベンサーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月27日、中2週で迎えた35戦目は、れんげ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（25戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた36戦目は、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた37戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。