ナイキアディライト（2000年生、母ナイキアラモード）

ナイキアディライト（2000年3月12日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋喜び（勝利の女神が人を喜ばせる）」。2003年にNARグランプリサラブレッド3歳最優秀馬、2004年にNARグランプリサラブレッド4歳以上最優秀馬を受賞した。毛色は青鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時13歳）と交配したナイキアラモードが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方40戦14勝2着3回。2004年の帝王賞GI(G1)で2着に入った他、2004年のかしわ記念(G2)に勝利するなど、重賞6勝を挙げた。

経歴

デビュー前

出川龍一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

9月20日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレインボーハートに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中0週で迎えた2戦目は、2歳戦の金木犀特別（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のユメノジェネラスに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

11月24日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（2003年）

1月22日、中5週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックドンカルロに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

2月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモントソレイユに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1790m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイキゲルマンに5馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイキゲルマンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月3日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、G1のJBCスプリント（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦6勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた11戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた12戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月11日、中5週で迎えた13戦目は、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（12戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で石崎隆之騎手（13戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた15戦目は、G2のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石崎隆之騎手（14戦6勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトーシンブリザードに1馬身半の差をつけて初の重賞タイトルを奪取した。

6月30日、中4週で迎えた16戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で石崎隆之騎手（15戦7勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、アドマイヤドンにハナ差交わされて2着となった。

9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で石崎隆之騎手（16戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアジュディミツオーを半馬身振り切って2つ目の重賞タイトルを獲得した。

11月3日、中5週で迎えた18戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で石崎隆之騎手（17戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた19戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で石崎隆之騎手（18戦8勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

5歳（2005年）

4月6日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプルザトリガーに4馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

5月5日、中3週で迎えた21戦目は、G1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（19戦8勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月29日、中7週で迎えた22戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（20戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（21戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、サカラートに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中5週で迎えた24戦目は、G1のJBCクラシック（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月29日、中7週で迎えた25戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（22戦8勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6歳（2006年）

2月15日、中6週で迎えた26戦目は、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（23戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のチョウサンタイガーに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

4月12日、中7週で迎えた27戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（24戦9勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた28戦目は、G1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（25戦9勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月11日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロッキーアピールに5馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

11月2日、中2週で迎えた30戦目は、G1のJBCマイル（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月29日、中7週で迎えた31戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

7歳（2007年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、フジノウェーブに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中4週で迎えた33戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

6月19日、中8週で迎えた34戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーローレンスに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月24日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、S3の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサウンドサンデーに7馬身の差をつけて優勝

10月31日、中4週で迎えた36戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月26日、中7週で迎えた37戦目は、S3のテレビ埼玉杯（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブルーローレンスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

8歳（2008年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、S3の東京シティ盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4月9日、中3週で迎えた39戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

6月11日、中8週で迎えた40戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた41戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

10月15日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた42戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、S3の埼玉栄冠賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月24日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、S3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。