ブライアンカーチス（1988年生、母ニツコウサカエ）

ブライアンカーチス（1988年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアーテイアス（当時14歳）と交配したニツコウサカエが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年のターフチャンピオンシップ。

経歴

デビュー前

岩瀬裕厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1990年）

7月31日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、馬体重は452kg。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったネヴァーシーザーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月9日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳（中京(地)ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントリナールから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月15日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、鞍上は2戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトチヨフジに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の中日スポ杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスブレインに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月27日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた7戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカファイヤーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた8戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノパンダから2馬身半差の2着となった。

3歳（1991年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の新春ジュニア（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノタンポポから2馬身半差の2着に敗北した。

1月31日、中3週で迎えた10戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた12戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレースシヤークに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、オープン争覇（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の中日スポ抔駿蹄賞（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

6月5日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月17日、中5週で迎えた16戦目は、名古屋RC開設記念（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月3日、中6週で迎えた17戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（14戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンカーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（15戦4勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルエースに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1992年）

1月12日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた21戦目は、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

3月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。