ヴィットドラゴン（2007年生、母エレガントハッピー）

ヴィットドラゴン（2007年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「速い（仏）＋竜。馬主の干支が辰のため」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時19歳）と交配したエレガントハッピーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島功典。戦績は、中央平地1戦0勝、地方29戦3勝2着4回。2010年の門松賞(地方重賞)で2着に入った他、2010年のスイートピー賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、競優牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

平山良一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は宮平鷹志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノタイヨウに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた4戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若駒特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミサイレンスに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた7戦目は、2歳500万下のもちの木賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた8戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドエンゼルから6馬身差の2着となった。

3歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドエンゼルから3馬身差の2着となった。

1月12日、中1週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアコガレをハナ差制して人気に違わぬ実力を証明した。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のフリージア賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のシクラメン賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村島俊策騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアソノビックガールから4馬身差の2着となった。

7月16日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（16戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた23戦目は、本気で走る仔を育てるカップ（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた24戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた27戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた28戦目は、うーさん記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（18戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、11・3船橋JBCあと5日（企）（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（19戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーホーマから3/4馬身差の2着となった。