アソノビックガール（2007年生、母フジノビックガール）

アソノビックガール（2007年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「地名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時11歳）と交配したフジノビックガールが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦3勝2着4回。2009年のプリンセス賞に勝利した他、2010年の荒尾レディース特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

副島義弘厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2009年）

10月15日、デビュー戦は田中純騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックカントリーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴォータンから1馬身差の2着に敗れた。

12月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサツマダイヤをアタマ差制して単勝一倍台の評価に応えた。

3歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞の門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のフリージア賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のシクラメン賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアコガレから1馬身半差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた9戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラバマフォンテンから2馬身差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルオカメノカタから3/4馬身差の2着となった。

6月17日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィットドラゴンに4馬身の差をつけて3勝目を収める

7月25日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上500万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。