アラバマフォンテン（2007年生、母クインポイント）

アラバマフォンテン（2007年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴーカイ（当時14歳）と交配したクインポイントが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、地方45戦6勝2着5回。2010年のスイートピー賞に勝利した他、2010年の荒尾ダービー(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

幣旗吉治厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2009年）

8月8日、デビュー戦は吉留孝司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシックスランナーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2010年）

1月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた4戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシクラメン賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアソノビックガールに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイオウセイから2馬身半差の2着となった。

5月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワエクセルに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

7月23日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルオカメノカタをクビ差制して1着ゴールを果たした。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、荒尾盆最強杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた13戦目は、菜切川カップ（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、トルマリン特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた16戦目は、唯ちゃんうんたんうんたん杯（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、白川カップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた18戦目は、クリスマスローズ特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月14日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（10戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノベストセラーから1馬身差の2着となった。

1月21日、連闘で迎えた20戦目は、冬牡丹特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（5戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカネトシトキメキに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月10日、中2週で迎えた21戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた22戦目は、春菜特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（12戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワエクセルから半馬身差の2着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（13戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた24戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、南関東&九州ジョッキーズカップ（第2戦）（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた25戦目は、上荒尾熊野座神楽特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（14戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（15戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた27戦目は、俵山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、乙女ゆり特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（17戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた29戦目は、つゆくさ特選（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（18戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターペスレイコから4馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた30戦目は、不知火賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（19戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターペスレイコから7馬身差の2着となった。

9月29日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、グリーンランドリゾートカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた32戦目は、酒とめしRIKI開店記念（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーホーマに半馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

5歳（2012年）

1月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2八九（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた36戦目は、一般C2十一（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（20戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（21戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（22戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月20日、中6週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた39戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（23戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2十三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口達弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた42戦目は、なまうまMC宮澤佐江誕生日記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた43戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（24戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた45戦目は、デカシャツ喫茶三周年記念（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（25戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。