ハギノアルファー（1985年生、母ハギノクイーン）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

2月7日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るカルデラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳400万下のくすのき賞（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

4月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

10月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着を確保した。

11月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。20頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（1989年）

3月18日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上400万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月1日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月22日、中2週で迎えた11戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

5月28日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（7戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スーパーガリオンに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月17日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（8戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（9戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下の若戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（10戦1勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したハウアーユーに半馬身届かず2着となった。

8月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（11戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のマドマアゼルダイナをクビ差振り切って久々に勝利を挙げた。

11月11日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったヒノトリデンセツにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマルタカジャンボを半馬身振り切って3勝目を収める

12月24日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（13戦2勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメルシーハートに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1990年）

1月27日、中4週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の神鍋特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（14戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（15戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハヤブサオーカンを3/4馬身振り切って優勝