アンビアロー（1999年生、母マルベリーラック）

アンビアロー（1999年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時10歳）と交配したマルベリーラックが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、地方47戦6勝2着4回。2002年の東北優駿(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤茂厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2001年）

8月16日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、2歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウゲンキョウから4馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳A2（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた3戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、2歳A3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳A3（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で富樫英利騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミオウジャに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、2歳A2（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で富樫英利騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミオウジャに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳A3（上山ダート1300m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のウエノマルヤマトをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳A2（上山ダート1300m 小雪/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウェルカムクイーンに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3歳（2002年）

4月23日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシラカワノホシに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた11戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のさつき賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東北優駿（上山ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の古川恵一24歳誕生日特別（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦のかみのやま競馬一日女性所長記念（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のこまくさ賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた16戦目は、3歳A（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳戦の中国料理新華楼特別（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかみのやま競馬活気会賞（上山ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の谷口純治追悼記念（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2003年）

4月15日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、ドカント記念（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノレオナルドから4馬身差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた22戦目は、大嵐賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイタイチョウから3馬身差の2着となった。

5月13日、中0週で迎えた23戦目は、広瀬川特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた24戦目は、オークラ会も応援すっぞ杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、今野太粋賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた29戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（12戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた30戦目は、「縁之下大賞典」（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた31戦目は、鷹山D・O・C杯（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターキングブルから3/4馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた32戦目は、祝5歳!!小松悠乃お誕生日記念（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（15戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた33戦目は、湯殿山特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（16戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミオウジャに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた34戦目は、羽黒山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（17戦4勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた35戦目は、鳥海山特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（18戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月22日、中6週で迎えた36戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

5歳（2004年）

1月5日、中1週で迎えた37戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

4月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた38戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた39戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた40戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた41戦目は、麦秋特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた42戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた43戦目は、七夕特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月28日、中2週で迎えた45戦目は、盛夏特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた46戦目は、秋分特設（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた47戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。