ヒラボクボス（2009年生、母スローアキッス）

ヒラボクボス（2009年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ボス」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したスローアキッスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方37戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C6。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月18日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

7月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月22日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

10月30日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月20日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4歳（2013年）

2月8日、中9週で迎えた10戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた12戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアラディローザに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたオーバルライト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阪野学騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた18戦目は、結乃音ちゃん誕生1歳記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阪野学騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサニークリスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で阪野学騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウエイコムスメに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月2日、中8週で迎えた20戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るガーディアンケイコを豪脚で3/4馬身差し切って優勝

11月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、ふじのくに黄菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた22戦目は、JAあいち海部あまじまんカップ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5歳（2014年）

1月26日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた25戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、立春特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、爽春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキングリホリホに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月2日、中2週で迎えた27戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた29戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた34戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、処暑特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた35戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、十五夜特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた36戦目は、彼岸特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた40戦目は、3歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日野太一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた42戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた43戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。