フィスラー（2018年生、母トップチョイス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ワールドファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ワールドファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小泉修によって550万円で落札された。

2歳（2020年）

10月16日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は459kg。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したポッドラピドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のモンシロチョウ特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のフォルベルールをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

12月18日、中5週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジングルベル特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2021幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のモズアンビリバボーをハナ差振り切って2勝目を奪取した。

1月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の尉鶲特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の連翹特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月16日、中1週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鶯特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月17日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた10戦目は、稲富大笑典（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた11戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、水引賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2022年）

1月6日、中7週で迎えた12戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 雪/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた13戦目は、冬木立特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったナムラタイガーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた14戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた15戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、大和撫子特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったスマイルチャージに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、春和特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた17戦目は、若草特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた18戦目は、くじら特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた19戦目は、新緑特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月13日、中3週で迎えた20戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったピエナビーチにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月12日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、今年連対100%無敵の女王!佐藤水菜記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したアイエンジェルにハナ差届かず2着となった。

5歳（2023年）

1月6日、中3週で迎えた23戦目は、昇龍特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた24戦目は、氷瀑特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、バレンタインデー特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた26戦目は、啓蟄特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

4月4日、中4週で迎えた27戦目は、穀雨特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月25日、中2週で迎えた28戦目は、ダイヤモンド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中越琉世騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月16日、中2週で迎えた29戦目は、おだわらあんこうカレー特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた30戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月5日、中2週で迎えた31戦目は、江戸切子特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた32戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた33戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、やまなみ五湖「宮ケ瀬湖」「奥相模湖」賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったベラールに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月15日、中2週で迎えた34戦目は、かわさきジャズ&かわさきミュートン記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマヒオレに1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた35戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したキョウエイメジャーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月6日、中3週で迎えた36戦目は、馬産地日高特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原周馬騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた37戦目は、神楽月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原周馬騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

12月13日、中2週で迎えた38戦目は、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で新原周馬騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラパンセソバージュを3/4馬身振り切って4勝目を手にした。

6歳（2024年）

1月1日、中2週で迎えた39戦目は、クイック時計修理新春記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新原周馬騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。