テラザインパクト（2010年生、母パピヨンフラッグ）

テラザインパクト（2010年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時19歳）と交配したパピヨンフラッグが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方35戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の八丈島フリージア賞(一般B1二 B2二)。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2012年）

9月17日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイヴァンクールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2013年）

6月7日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた5戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のルレをハナ差振り切って2勝目を手にした。

8月28日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

4歳（2014年）

5月11日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた9戦目は、エルタニン特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアレキサンドローズを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のベジャールコードに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月30日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したベストポジションに半馬身届かず2着となった。

8月27日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1三四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、高島平賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた14戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のドロダンゴに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2015年）

1月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナイキスパイダーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、早春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダージースペクターに2馬身の差をつけて6勝目を収める

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、朧月賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカオキセキに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月20日、中2週で迎えた18戦目は、陽春賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したケイアイリブラを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月10日、中2週で迎えた19戦目は、エイプリル賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヴェリーハードを3/4馬身振り切ってファンの支持に応えた。

9月28日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（7戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月6日、中5週で迎えた21戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（8戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、L-WING賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた24戦目は、ウエルカム2016賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッハワンを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って9勝目を手にした。

2月12日、中4週で迎えた25戦目は、うぐいす賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したエックスファクターを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた26戦目は、朧月賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したグロシュラライトにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月17日、中2週で迎えた27戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（8戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた28戦目は、エイプリル賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月16日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（10戦4勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7歳（2017年）

1月26日、約5か月半の休み明けで迎えた30戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた31戦目は、うぐいす賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた32戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦4勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエクレアオールをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

4月21日、中3週で迎えた33戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（12戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた34戦目は、ドリームリレーin大井賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（13戦5勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた35戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（14戦5勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に敗れた。