シンボリミサキ（1989年生、母グリーンメルシー）

シンボリミサキ（1989年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時8歳）と交配したグリーンメルシーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地8戦2勝、地方40戦19勝2着4回。1997年の中津記念(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田邉睦雄厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1992年）

7月31日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンピストンからクビ差の2着に甘んじた。

9月1日、中4週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスパワーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月4日、中4週で迎えた3戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノーススターホークに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月9日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったベッスルアサヒから4馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバレンティアに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（1993年）

1月28日、中5週で迎えた6戦目は、一般C4ニ（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニポートに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

2月7日、中0週で迎えた7戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイムチャンピオンから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニポートに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月9日、中4週で迎えた9戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨドノモーニングに3馬身の差をつけて6勝目を手にした。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロキングに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月31日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（7戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月27日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、露草特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンハヤブサに4馬身の差をつけて8勝目をマークした。

7月29日、中4週で迎えた13戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノストームに半馬身の差をつけて9勝目を手にした。

8月18日、中2週で迎えた14戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のトップリズムに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月2日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエアインハートを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

5歳（1994年）

1月16日、中3週で迎えた20戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナチノムテキを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

2月5日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6歳（1995年）

6月11日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、フリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月13日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、アカシア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、中9週で迎えた24戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、シンビジューム特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（1996年）

1月5日、中1週で迎えた25戦目は、松竹梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月22日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた27戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノワイルドをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた28戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノワイルドに2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

9月21日、中2週で迎えた29戦目は、コスモス特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般B（中津ダート1620m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアスマイレブンに半馬身の差をつけて優勝

11月4日、中2週で迎えた31戦目は、オータムカップ（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュンサクエースからアタマ差の2着となった。

8歳（1997年）

1月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、ウインターカップ（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた34戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキダイサクをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

3月23日、中2週で迎えた35戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノモーニングに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月31日、中9週で迎えた36戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（7戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキダイサクに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月20日、中6週で迎えた37戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で櫻木英喜騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプライムオブライフに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月3日、中1週で迎えた38戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で櫻木英喜騎手（9戦6勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の中津記念（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で櫻木英喜騎手（10戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエムールに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた40戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で櫻木英喜騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカポエイラに1馬身半の差をつけて勝利数を21に伸ばす

12月7日、中3週で迎えた41戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で櫻木英喜騎手（12戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9歳（1998年）

1月3日、中3週で迎えた42戦目は、地方重賞の中津大賞典（中津ダート2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で櫻木英喜騎手（13戦8勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月22日、中6週で迎えた43戦目は、耶馬渓賞スプリント（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で櫻木英喜騎手（14戦8勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた44戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で櫻木英喜騎手（15戦8勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、中8週で迎えた45戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で櫻木英喜騎手（16戦8勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた46戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で櫻木英喜騎手（17戦8勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた47戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた48戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。