アトランタリック（1992年生、母ダイロマン）

アトランタリック（1992年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時13歳）と交配したダイロマンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方38戦9勝2着3回。1998年のガーネットスター特別(一般A)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

赤間清松厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1994年）

9月9日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンショールから半馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウタイホーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3歳（1995年）

1月3日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月9日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキーシアトルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月28日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（2戦2勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1996年）

1月30日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月25日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレイザーホークに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、駒込特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた12戦目は、かに座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーフラワーに3/4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、薫風賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトポルックスからクビ差の2着に惜敗した。

6月15日、中4週で迎えた14戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた15戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルコバンをクビ差制して制した。

8月23日、中4週で迎えた16戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

9月12日、中2週で迎えた17戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（10戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた18戦目は、リエンダ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウェディングピーチに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（12戦4勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、中4週で迎えた20戦目は、紅葉賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（13戦4勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた21戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（14戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた22戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュウブライトに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1997年）

1月15日、中1週で迎えた23戦目は、ガーネット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャロットショウブから2馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中3週で迎えた24戦目は、ベイサイドカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、早春賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキローマンをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

4月25日、中7週で迎えた26戦目は、グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、約7か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般A2（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（15戦4勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた28戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1998年）

1月22日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（16戦4勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の’98ベイサイドカップ（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（17戦4勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の’98メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（18戦4勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の’98スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（19戦4勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

8月27日、約5か月の休養明けで迎えた33戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、アルキオネ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた34戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、メルカル特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた35戦目は、ガーネットスター特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンガイに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた36戦目は、日高特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた37戦目は、平和の滝特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた38戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。