ショウリュウガロン（1986年生、母ウメノジヨウオー）

ショウリュウガロン（1986年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のグランデイ（当時14歳）と交配したウメノジヨウオーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回、地方18戦3勝2着7回。1989年のオープン争覇(C1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山際孝幸厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1988年）

7月29日、デビュー戦は坂口重政騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイズアクターから4馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキフジに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカテイオーから3馬身差の2着となった。

3歳（1989年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨマサオーザに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパークミンクスからクビ差の2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のバレンタイン特別イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパークミンクスから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（8戦2勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で坂口重政騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月23日、中2週で迎えた13戦目は、オープン争覇（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口重政騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスワイジーから3馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のあやめ特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口重政騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターナムラから2馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂口重政騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンリナールから5馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で坂口重政騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で坂口重政騎手（14戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドタイソンに半馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

12月13日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で坂口重政騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1990年）

2月18日、中9週で迎えた19戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったローヤルドラゴンにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

3月11日、中2週で迎えた20戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた21戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイエイホープを半馬身差し切って雨下の一戦を制した。