トゥルーブルー（1986年生、母ケンマドンナ）

トゥルーブルー（1986年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のタケシバオー（当時21歳）と交配したケンマドンナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方18戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月5日、デビュー戦は津曲幸夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3歳（1989年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3月4日、中6週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津曲幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲幸夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲幸夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で津曲幸夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津曲幸夫騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月29日、中3週で迎えた12戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のビゼンコンジキに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1990年）

4月21日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、5歳以上500万下の遠野特別（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、西村秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイギヤルからクビ差の2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村秀幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中7週で迎えた16戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオバナボーイに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川榮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントスープラからクビ差の2着に甘んじた。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川榮騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイゼンケーニツヒに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川榮騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライトスピリツトに半馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川榮騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた21戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1991年）

4月6日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石川榮騎手（5戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビユーテイアイリスからハナ差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川榮騎手（6戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川榮騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダートボーイから1馬身差の2着となった。

6月9日、中4週で迎えた25戦目は、ドリーマーカップ（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川榮騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川榮騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川榮騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川榮騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で石川榮騎手（12戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は石川榮騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルノオーから1馬身半差の2着となった。