ソルトシェーカー（1990年生、母ケネデイラス）
Salt Shaker
1990.04.20
ソルトシェーカー（1990年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクスンコテイジ（当時5歳）と交配したケネデイラスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方42戦20勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
増本豊厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1993年）
2月27日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。
5月15日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマチカネジライヤをクビ差振り切って未勝利戦を制した。
6月13日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
7月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。
7月11日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。
8月14日、中4週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
9月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。
10月2日、中2週で迎えた10戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
11月29日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトロピカルギャルに7馬身の差をつけて優勝
12月18日、中2週で迎えた12戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハワイアンコーラルに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4歳（1994年）
1月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウエルスタオーに約19馬身の大差をつけて4勝目を挙げた。
1月24日、中2週で迎えた14戦目は、ウインターカップ（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンスペシャルに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルアタックに約17馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
2月21日、中1週で迎えた16戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカツエイコウエースに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
3月7日、中1週で迎えた17戦目は、日刊スポ杯（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライズキッドに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
4月11日、中4週で迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエルドラドローマンに3/4馬身の差をつけて9勝目を手中に収めた。
6月6日、中3週で迎えた21戦目は、一般B（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般B1ロ（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイージーゴーイングに8馬身の差をつけて勝利をモノにする
12月23日、中4週で迎えた26戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、日刊スポ杯（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニューリージェントに約24馬身の大差をつけて勝利数を11に伸ばす
5歳（1995年）
1月3日、中1週で迎えた27戦目は、中津大賞典（中津ダート2300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックフィールに約17馬身の大差をつけて勝利数を12に伸ばす
1月22日、中2週で迎えた28戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロングシンホニーに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月5日、中1週で迎えた29戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドリツチに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
2月19日、中1週で迎えた30戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドバトルに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロングシンホニーに約22馬身の大差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
3月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた32戦目は、サラブレッドチャンピオン（中津ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドバトルから4馬身差の2着に敗北した。
4月9日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた33戦目は、中津桜花賞（中津ダート2180m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンピューマに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月5日、中3週で迎えた34戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月16日、中9週で迎えた35戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンフォーミラから3馬身差の2着に敗北した。
7月30日、中1週で迎えた36戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロングオリオンに半馬身の差をつけて制した。
8月15日、中1週で迎えた37戦目は、中津記念（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（11戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、鞍上は13戦連続で中西達也騎手（12戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドリツチに9馬身の差をつけて優勝
9月24日、中2週で迎えた39戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で中西達也騎手（13戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングオリオンから2馬身半差の2着に敗北した。
10月15日、中2週で迎えた40戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で中西達也騎手（14戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月3日、中6週で迎えた41戦目は、中津王冠（中津ダート2180m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で中西達也騎手（15戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングシンホニーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月17日、中1週で迎えた42戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で中西達也騎手（16戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロングシンホニーに1馬身半の差をつけて制した。
6歳（1996年）
1月3日、中1週で迎えた43戦目は、中津大賞典（中津ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で中西達也騎手（17戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月21日、中2週で迎えた44戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で中西達也騎手（18戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月4日、中1週で迎えた45戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で中西達也騎手（19戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月18日、中1週で迎えた46戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月10日、中2週で迎えた47戦目は、鞍上は中西達也騎手（20戦11勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（21戦11勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月14日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた49戦目は、中津桜花賞（中津ダート2180m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（22戦11勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月6日、中2週で迎えた50戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月3日、中3週で迎えた51戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、下越特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月16日、中1週で迎えた52戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。