ゴールドアシュレイ（2008年生、母ハロウィーン）

ゴールドアシュレイ（2008年2月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「金＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時16歳）と交配したハロウィーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方22戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般B3-2。

経歴

デビュー前

佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2011年）

10月16日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビービーレガリアに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ウインドラブダンスに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた3戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クノイチに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズカレディに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

12月18日、中1週で迎えた5戦目は、C4級チャンピオン（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したモンテモンドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2012年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、東松島市復興支援（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた7戦目は、南相馬市復興支援（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月6日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシゲカツパワーに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハコダテイチバンをクビ差振り切って制した。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ヤクシンロードに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のトゥルーボーンを半馬身振り切って5勝目を手にした。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、七尾祇園祭特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた14戦目は、和倉温泉わくわく夏まつり杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトゥルーボーンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、片山津温泉湯のまつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月2日、中5週で迎えた17戦目は、日本トーターカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のニューポートビーチに3馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、紅葉ウォーク特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた19戦目は、香林坊ラモーダ1周年特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川添明弘騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオーミレゴリスに2馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

5歳（2013年）

3月12日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、ののいち椿まつり特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（9戦4勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。